さて,以前の更新から大分時間がたってしまいましたね.
卒論の季節です.はい.
さて卒論ももちろんTeXで書くわけですけども,ubuntu 12.10ではlinuxでのTeX環境を提供してくれるtexliveが最新のものになりtexlive2012になりました. 2012からは日本語に標準で対応しているので,導入がかなり楽になった…と思っていたら意外な所で躓いてしまったので,自分用メモ. インストールは至って簡単.
sudo apt-get install texlive texlive-lang-cjk auctex xdvik-ja
はい終わり.
12.04の時と違い簡単ですね( -ω-)y─┛~~
さぁこれでTeXが書ける…と思ったら,BibTeXが上手く動かない. 何回やっても参考文献がDVIファイルに反映されません.
なんでじゃ(´・ω・`)
調べてみるとTeXの機能拡張を提供してくれるauctexが,texlive2012では使われていないjbibtexを実行しようとしていた. 現在はpbibtexに変わっているため,設定を変えてやる必要があった.
/usr/share/emacs/site-lisp/auctex/tex-jp.el
上記のファイルを書き換えてもいいのだけれども,新しい環境に移行しやすいように .emacsファイルに記載することにした.
;; TeX Mode
(setq TeX-default-mode 'japanese-latex-mode)
(setq japanese-LaTeX-default-style "jsarticle")
(setq japanese-LaTeX-command-default "pLaTeX")
(setq japanese-BibTeX-command "pbibtex")
(add-hook 'LaTeX-mode-hook
(function (lambda ()
(add-to-list 'TeX-command-list
'("pdf" "dvipdfmx '%s'" TeX-run-command t nil))
)))
これで日本語環境でも正常に変換してくれる. ついでに画像を自動で挿入したかったので
/usr/local/texlive/2012/texmf/web2c/texmf.cnf
上記ファイルの shell_escape_commands に extractbb を追記しておく.
これをしておくと画像のバウンディングを自動で生成してくれる. ここは .emacs ファイルで処理する上手い方法が見つからなかったのでこうしたけど,記述するいい方法があれば教えてください(-ω-`)
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